退職代行サービス利用者の「退職理由」まとめ~リアルな体験談~

更新日:

公開日:2025.01.16

PR

退職代行サービスの利用者が増加している一方で、利用にためらいを感じている方も少なくありません。この記事では、退職代行サービスの利用者がどのような理由でサービスの利用に至ったのかに着目してご紹介します。

退職代行サービスの利用を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

退職代行サービスを利用した理由ランキング

「退職代行モームリ」と「退職代行辞スル」が2024年に公表した調査結果によると、退職代行サービスを利用した理由は以下の結果となりました。

退職代行モームリ」の公開データ

  • 1位 上司からハラスメントを受けている
  • 2位 上司から退職を止められる
  • 3位 サービス残業がある
  • 4位 勤務外での仕事がある
  • 5位 有給が使えない(圧力がある)

ハラスメントを理由に退職代行サービスの利用を考える方が、全体の3割以上に上るという結果が出ていいるとのこと。

もともと「退職」を申し出ること自体が大きなストレスを伴う行動ですが、普段からハラスメント被害を受けている場合、その負担はさらに増大します。その結果、自力で退職することが難しくなり、退職代行サービスの利用を検討せざるを得ない状況に陥ることも納得できます。

出典:退職代行モームリ:退職代行利用者の退職代行利用の経緯・退職理由

退職代行辞する」の公開データ

正社員

  • 1位 精神的にしんどい
  • 2位 体調不良
  • 3位 仕事内容が合わない
  • 4位 一身上の都合・その他
  • 5位 職場の人間関係

パート・アルバイト

  • 1位 給料が低い
  • 2位 一身上の都合・その他
  • 3位 やりたい仕事ではなかった
  • 4位 職場の人間関係
  • 5位 転職希望

正社員とパート・アルバイトに共通する退職理由として、「入社後のギャップ」と「人間関係」が挙げられます。近年、企業の人手不足が問題視される中、雇用側は応募者に良い印象を与えようと、求人情報に誤解を招きかねない表現を用いる場合があります。

その結果、入社前に抱いていたイメージと実際の業務内容が大きく異なり、困惑して退職に至るケースが増加していると考えられます。

出典:退職代行辞スル 利用者1,310名分のデータ公開!

退職理由を深堀り【退職代行サービス】

退職代行サービスを利用する理由に深堀りして見ていきましょう。

ハラスメントなど、人間関係のトラブル

退職理由の中でも「人間関係」が原因で退職を決意する方は多く、退職の意思を会社に伝えにくい状況が生まれやすいのが現状です。

厚生労働省の調査でも、男女ともに「職場の人間関係が好ましくなかった」という理由が3位以内に挙げられています。とくに、退職を考える原因が日常的に関わる人間関係にある場合、退職する旨を直接伝えることが難しくなるため、退職代行サービスを利用するのは合理的な選択と言えます。

退職の相談をしたら無視された

就業規則を確認した上で、規則通りに1か月前に退職の意思を伝えても、「今辞めるのはもったいない」「どのような条件なら残ってくれる?」などと説得され、数日にわたって引き止められるケースがあります。

最終的に退職が認められても、会社の都合で「繁忙期が終わるまでは待ってほしい」といったように希望に沿わない退職日を提示される場合もあります。

なるべく早く退職したい

たとえば、退職の意思を会社に伝えて受理されたとしても、関係者からの態度が急に冷たくなったり、過度に仕事を押し付けられたりする「ヤメハラ」を受ける可能性が考えられます。実際、過去にほかの人でそのような事例があった場合など、引き継ぎ期間を避けて早く辞めたいと考える人が多いのも理解できます。

もちろん、円満に退職するためには、きちんと引き継ぎを行うのが理想です。しかし、上記のような状況では、その企業の体制や教育に問題があるため、引き継ぎ期間を避けるのも仕方がないと言えるでしょう。

※こちらの記事もおすすめ:「ヤメハラが怖くて退職を伝えられない」を解決!予防と対処法

退職が言い出しにくい

退職を伝えると引き止められるのではないか、周囲との関係が気まずくなるのではないか、パワハラを受けていた人からさらなる嫌がらせがあるのではないかといったさまざまな不安から、自分で退職を伝えることにためらいを感じる人がいます。

健康上の理由(肉体的・精神的な体調不良)

健康問題を抱えていると、仕事を続けるのが難しくなる場合があります。無理をすると、状態が悪化する可能性があり、退職の意思を伝えることもストレスを増やす原因となります。健康を維持するためには、無理をせず適切なタイミングで退職代行サービスの利用を検討しましょう。

有給が使えない

有給休暇は労働基準法で認められた労働者の権利であり、自由に取得できない職場環境は労働者のストレスや不満を増大させる要因となります。とくに日本では、有給休暇の取得率が他国と比較して低いため、近年の働き方改革の一環として取得促進のためのルールが見直されました。一方で、「人手が足りない」「月に1日まで」など、取得に制限を設ける企業も存在します。このような体制を変えることは容易ではなく、結果として退職を検討するきっかけになる場合も少なくありません。

※出典:日本の有休取得率、世界最低の63% エクスペディア調査日本経済新聞

退職代行サービスを利用した方のリアルな体験談

良かった点  ・・・本当に会社と一言も話さず退職できた。(電話はかかってきたが無視でOKといわれたので本当に無視した。) 

後悔している点・・・とくにありません。そもそもちゃんと状況を説明して改善いかない場合は退職する意向を示したのにさらに無視し代行を使わせる会社が悪い。 強いて言うなら代行へ払った費用かな。余計な出費だった。      

困ったこと・・・とくにありません。    

余計なお世話かもしれませんが、代行サービスはよく選んだ方がいいです。弁護士と提携若しくは監修しているところならベストです。

教えて!goo

正社員の販売業で働いてましたが、出勤日の朝に依頼しました。当日から職場に出社、連絡する必要はなかったです。
職場のロッカーの中に制服が入ったままで残りの制服は自宅に保管していると退職代行に伝えました。
制服はクリーニング必須であることが多いため全部自宅に持ち帰ってから退職代行利用したかったですが。
もう我慢出来なかったので咄嗟に決行しました。
ボールペン、メモ帳、修正器、カッター等、私物は廃棄希望と伝えました。
会社フォーマットの退職届を提出する必要があったので自宅に保管していた制服と一緒に郵送して返却しました。
健康保険証も郵送で返却しました。
本人、家族に連絡、接触しないように強く言ってもらえたので利用して本当に良かったです。

Yahoo!知恵袋

まとめ

退職代行サービスは、さまざまな理由から退職を考える労働者にとって有効な手段であり、ストレス軽減や円滑な退職プロセスをサポートします。とくに労働条件、パワハラといった、自分自身で解決することが難しい場合、退職代行サービスを利用することで安全に退職できる可能性が高まるでしょう。

退職代行の利用を考えている方は、信頼できる退職代行サービスを見極めるために、まずは各サービスや実績を比較してみましょう。

適切な対応やトラブル回避策を事前に確認し、新たなキャリアの一歩を自信をもって踏み出すための準備を怠らないことが成功への鍵となります。

※こちらの記事もおすすめ

株式会社Amazia Link

LogsFix編集部

本記事はLogsFixを運営する株式会社Amazia Linkが企画・監修を行いました。